蒲田駅前歯科・矯正歯科

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お子様におすすめの予防方法

こんにちは。

蒲田駅前歯科・矯正歯科の歯科医師の北村です。

今回は、お子様におすすめの予防方法についてお話させていただきます。
蒲田駅前歯科・矯正歯科では、むし歯の予防処置としてフッ素塗布とシーラントがあります。
まずフッ素とは天然に存在する元素のひとつで、海水や土などに含まれいるものです。
お茶や海藻、魚などの海産物、農産物にも含まれているので私たちは普段の食生活の中でフッ素を取り込んでいます。

フッ素は歯や骨をつくる石灰化に欠かせない物質です。

食事をすると歯の結晶であるカルシウムやリンなどが酸によってカルシウムイオンやリン酸イオンに戻り唾液に溶け出します。

これを脱灰といいます。

通常は唾液の作用によりこれらのイオンが再び歯の結晶に戻ります。
これを再石灰化といいます。
フッ素(フッ化物イオン)が唾液中にあると再石灰化のスピードが上がります。
スピーディーに結晶化し脱灰した歯を修復します。

しかもその結晶は丈夫で、より酸に溶けにくくなります。

フッ化物イオンが作った歯の結晶が再び酸に溶けイオン化して唾液中にイオンが充実し次の結晶化もスピーディーになります。
みなさんが普段使用している歯磨き粉には細菌の繁殖を抑える成分や、フッ素の入っているものがほとんどです。
歯科医院で塗布するフッ素は歯磨き粉に入っているフッ素よりも高濃度のものを歯のエナメル質表面に直接作用させます。

蒲田駅東口徒歩1分 歯医者 蒲田駅前歯科・矯正歯科 フッ素 歯質強化

歯に取り込まれるだけでなく、プラークや唾液中に拡散して歯の周りからも作用します。
生えたての歯はフッ素の取り込みの量が多いので歯が生え始めたら歯科医院でフッ素塗布を行いましょう。
フッ素を塗った後30分間は飲んだり食べたりしない方が望ましいです。
また、数ヶ月に1度、定期的に塗布することにより虫歯の予防に効果があります。
そして虫歯になりやすい場所のひとつに、奥歯の咬む面の深い溝があります(小窩裂溝といいます)。
深い溝には食べかすなどの汚れが溜まりやすく歯ブラシも届きにくい為、そこから虫歯になってしまうことがあります。

そこで、その溝を削らずにプラスチックの樹脂などで封鎖して虫歯の発生を防ぐシーラントというものがあります。

蒲田駅東口徒歩1分 歯医者 蒲田駅前歯科・矯正歯科 シーラント

シーラントは乳歯の奥歯や、生えたばかりの永久歯に行います。
シーラントを行うことで、溝に汚れが溜まりにくくなると同時に歯磨きがしやすくなります。
シーラントをすれば虫歯にならないというわけではないので、歯磨きはしっかり行いましょう。

また、シーラントは欠けてきたり、取れてしまうこともあるので定期検診が必要です。

お子様のお口の中が気になる方も多いと思います。
歯医者は歯を削るだけではなく、予防の為に通っていただくところでもあります。
大切なお子様のお口の健康を一緒に守りましょう。

ぜひ検診にいらしてください。

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