こんにちは!JR蒲田駅から徒歩1分!の蒲田駅前歯科・矯正歯科です。
歯を健康に保つためには毎日の歯磨きが欠かせませんが、実は「歯磨きのしすぎ」は逆効果になることがあります。

頻繁に磨いたり、力を入れすぎたりすると、歯や歯ぐきを傷つけてしまい、かえって口内環境を悪化させる原因になります。
今回は、歯磨きのしすぎがもたらす影響と、適切なケア方法について詳しくお話ししていきます。
歯磨きのしすぎによる悪影響
エナメル質の摩耗
歯の表面を覆うエナメル質はとても硬い組織ですが、過度なブラッシングによって少しずつ削れてしまいます。特に、硬い歯ブラシを使ったり、力を入れすぎたりすると、エナメル質が薄くなり、冷たいものや熱いものがしみる「知覚過敏」の原因になります。
また、エナメル質が削れると、虫歯のリスクも高まります。
歯ぐきのダメージ
歯ぐきは柔らかい組織なので、強く磨きすぎるとダメージを受け、徐々に下がってしまうことがあります。
これを「歯肉退縮」といい、歯の根元が露出すると知覚過敏を引き起こしやすくなります。
さらに、歯ぐきが下がると、歯の根元部分に汚れがたまりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが上昇します。

口内環境のバランスの崩れ
口の中には、虫歯や歯周病を防ぐための善玉菌も存在しています。
しかし、必要以上に歯磨きをすると、善玉菌まで減少し、口内環境のバランスが崩れることがあります。
その結果、かえって細菌が繁殖しやすくなり、口臭や炎症の原因となることもあります。
適切な歯磨きの方法
歯磨きは「回数」よりも「正しい磨き方」が重要です。以下のポイントを意識すると良いです。
◯ 1日2〜3回(朝・昼・寝る前)を目安にする。
特に寝る前の歯磨きは念入りに行う。
◯ 1回の歯磨きは約3分〜5分を目安に、丁寧に磨く。
◯ 強くこすらず、やさしくブラッシングする。
ペンを持つように歯ブラシを持つと力が入りすぎるのを防げる。

◯ 歯ブラシは「普通」または「やわらかめ」を選ぶ。
硬い歯ブラシは歯や歯ぐきを傷つけやすい。
◯ デンタルフロスや歯間ブラシを活用する。
歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは落としにくいため、フロスや歯間ブラシを併用するのが理想的。

◯ マウスウォッシュを併用することで、歯ブラシでは届かない部分のケアもできる。
まとめ

歯の健康を守るためには、適度な歯磨きが大切です。
磨きすぎるとエナメル質が削れたり、歯ぐきが下がったりする原因になり、知覚過敏や虫歯のリスクが高まります。
正しい方法で適切にケアしながら、デンタルフロスやマウスウォッシュも活用して、バランスの取れたオーラルケアを心がけましょう。
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