こんにちは。
大田区の蒲田駅前歯科・矯正歯科の清水です。
みなさんは食事の時によく噛んで食べることを意識していますか?
よく噛んで食べるとどのような効果があるのか、お話ししていきたいと思います。
よく噛んで食べると?
よく噛んで食べると唾液がたくさん出ます。
唾液は虫歯や歯周病の予防になり、口の中を清潔に保ちます。
また、よく噛んで食べることにより満腹感を感じやすくなるため、食欲が抑えられます。
生活習慣病の原因にもなる肥満を予防することもできます。よく噛まず、速食いの習慣がある・お腹がいっぱいになるまで食べるという方はBMI が高い傾向にあります。
一口30回以上噛むことを目標に!
厚生労働省がより健康な生活を目指すために一口30回以上噛むことを目標にし、「噛ミング30(カミングサンマル)」運動を提唱しています。よく噛むことで栄養の吸収もよくなります。
しかし、よく噛む習慣がないと一口30回以上噛んで食べるのはむずかしく感じるかもしれません。まずは、一口の量を減らしよく噛んで食べることを意識したり、歯ごたえのある根菜類やきのこなどの食物繊維が多い食材を取り入れることも効果的です。
食材を切る際も、厚めに切ると噛む回数が増えていきます。また、口の中の食べ物が残っているうちに次の一口を食べようとしてしまうとしっかり噛むことが出来なくなってしまいます。口の中の食べ物を食べおわってから次の一口を食べるのを意識するのもよく噛むことにつながります。
噛めないと栄養が偏る?
歯を失ったり、しっかり噛むことができなくなると、硬い食べ物ではなく軟らかい食べ物を選びやすくなります。
そのため、ご飯などの穀類を多く摂取する傾向があります。
一方で肉や魚介類などの摂取が少なくなり、タンパク質不足やミネラル、ビタミンなどの栄養素が不足し、栄養が偏ってしまいます。
タンパク質やカルシウムなどのミネラル類、ビタミンDなどのビタミン類は歯の健康とも関わる栄養素なので意識して摂りたい栄養素になります。
まとめ
今回はよく噛むことの大切さや自分の歯を保つことの大切さをお話ししていきました。
食材の工夫など手軽に噛む回数を増やしていくことができるのでぜひ一口30回以上噛むというのを目指していきましょう。
また、しっかり噛める歯や歯を失わないためには、歯磨きやフロスなどのセルフケアはもちろん、歯科医院での定期検診なども重要になってきます。
セルフケアについてなど何か気になることがありましたらお気軽にご相談くださいね。
蒲田駅前歯科・矯正歯科 清水