こんにちは(^^)
JR蒲田駅東口から徒歩1分の蒲田駅前歯科・矯正歯科、歯科医師の大塚です。
夏が近づくと気温や湿度が上がり汗をかきやすくなるだけでなく、「口臭」が気になる方も増えてきます。
実は、夏は口臭が強くなりやすい季節です。
マスクを外す機会も多くなるこの時期、人との距離が近くなる場面では特に気になりますよね。
今回は、夏に口臭が強くなる原因とその対策について、わかりやすくご紹介しようと思います。
目次
夏に口臭が強くなる理由とは?

水分不足による「唾液の減少」
夏は汗をかくため、体内の水分が不足しがちになります。
すると、口の中も乾燥しやすくなり、唾液の分泌量が減ってしまいます。
唾液には、口内の細菌を洗い流す「自浄作用」があります。
唾液が少なくなると細菌が増えやすくなり、結果的に口臭の原因となります。
夏バテによる「食欲不振・胃腸の不調」
夏バテで食事が不規則になったり、冷たい飲み物ばかり摂ることで、胃腸の働きが弱まり、口臭の原因となる「内臓由来のにおい」が強くなることもあります。
冷房による乾燥
室内の冷房も意外と侮れません。
長時間エアコンの効いた部屋にいると、空気が乾燥し、口の中も乾いて口臭が強くなりがちです。
口臭を防ぐための5つの夏の習慣
こまめな水分補給水
分不足は唾液の分泌を減らし、口臭の原因となります。
こまめに水やお茶(無糖)を飲むように心がけましょう。
甘いジュースや炭酸飲料は口の中に糖分が残り、かえって細菌の繁殖を助け虫歯の原因となることもあるので注意が必要です。

舌のお手入れを忘れずに
実は、口臭の多くは「舌の汚れ(舌苔)」が原因です。
やさしく舌をブラッシングするだけでも、かなり口臭を抑えることができます。
専用の舌ブラシや柔らかい歯ブラシを使い、1日1回行うのが理想的です。
バランスの取れた食事
食事は唾液の分泌を促す大切な刺激になります。
柔らかいものばかりではなく、噛みごたえのある食材を意識的に摂りましょう。
また、夏でも発酵食品を取り入れることで、腸内環境を整えることができ、体の内側から口臭予防につながります。
正しい歯磨きとデンタルフロスの併用
歯と歯の間や歯ぐきの周りに溜まった食べかすや歯垢は口臭の原因になります。
毎日の歯磨きに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、細かい部分までしっかりお掃除しまょう。


定期的な歯科検診を受けましょう
虫歯や歯周病も強い口臭の原因になります。
自分では気づかない初期の歯周病でも、実は「におい」でサインを出していることがあります。
定期的に歯科医院でチェックを受けることで、トラブルを早期発見・早期治療できます。
まとめ
爽やかな夏のために口臭ケアを習慣にしましょう!
夏は体調管理と同じくらい、口腔ケアも大切な季節です。
口臭は自分では気づきにくい分、周囲に気を使うことも多いですよね。
ですが、正しい知識とケアで、ほとんどの口臭は防ぐことができます。
口臭が気になる方、もしかすると「見えないお口のトラブル」が隠れているかもしれません。
「最近、口が乾く」「人と話すのが少し気になる」など、どんな小さなことでも大丈夫です。
気になることがあれば、どうぞお気軽に当院へご相談ください。
皆さんがこの夏を、自信を持って爽やかに過ごせますように!
蒲田駅前歯科・矯正歯科 歯科医師 大塚
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