みなさんこんにちは。
大田区にある蒲田駅前歯科・矯正歯科、歯科助手の清水です。
みなさんはご自分の歯が何本あるかご存知ですか?
あまり考えた事がない方も多いと思います。
歯科医院では前から何番目と説明されることも多いので、今回は歯についてお話ししていきます。
全部で何本あるの?
私たちの永久歯(大人の歯)は上下合わせて32本あります。
左右の前歯が1番目、そこから順に数えていき1番奥の親知らずは8番目になります。
前から1番目の歯は中切歯
2番目は即切歯
3番目は犬歯
4番目は第1小臼歯
5番目は第2小臼歯
6番目は第1大臼歯
7番目は第2大臼歯
8番目は第3大臼歯と呼ばれています。
左右の前から3番目までの歯は主に食べ物を噛み切る役割、4番目から後ろの歯は食べ物をすりつぶす役割を担っています。
前から8番目の歯、親知らずは顎の大きさによって生えてこない場合や横向きに生えており歯茎の中に埋まって出てこなかったり、一部分が歯茎から出てくる事もあります。
埋まっているなら抜かなくてもいいのでは?と思う方も多いと思いますが、歯茎の中に埋まっていても一部分が生えてきたり汚れが溜まりやすい位置にある。
また、手前の歯(前から7何番目)が虫歯になってしまうリスクがあるので抜くことをおすすめする事も少なくありません。
気になる場合はお気軽にご相談くださいね!
子どもの歯は何本あるの?
乳歯は上下合わせて20本生えてきます。
個人差もありますが、最初に歯が生えてくるのは生後6ヶ月〜9ヶ月頃。
20本全ての乳歯が生えそろうのは平均2歳6ヶ月頃と言われています。
前から
乳中切歯
乳側切歯
乳犬歯
第1乳臼歯
第2乳臼歯
と呼ばれています。
乳歯が抜けてくる時期は6〜12歳くらいと言われていますが個人差があります。
8020運動って?
8020(ハチマルニイマル)運動とは80歳になっても20本以上自分の歯を保とうという運動の事です。
20本というのはこれまでの噛む力の調査によると20本残っていると硬いものをほとんど噛んで食べる事ができると言われています。
近年、80歳で20本自分の歯が残っている方は増えてきましたが、80歳以上の人口が増えているため20本に達していない方の割合は高くなっています。
まとめ
今回は歯の本数についてお話ししていきました。
これをきっかけにご自身の口腔内を気にかけ、いつまでもご自身の歯で美味しいお食事を楽しんでいただけたら嬉しいです!
そのために毎日のセルフケアや歯科医院でのメンテナンスが重要になってきます。
ケアの仕方や親知らず、ご自身のお口の中で気になることなどありましたら、ご相談くださいね!
蒲田駅前歯科・矯正歯科 清水