皆さん、こんにちは。
JR蒲田駅東口徒歩1分の蒲田駅前歯科・矯正歯科の歯科医師の松本です。
歯科治療はお口の中だけの治療と思われがちですが、心臓のご病気がある方では、少し注意が必要な場合があります。
ここでは、歯科治療と関係する「感染性心内膜炎」という病気について、できるだけわかりやすくご説明します。
感染性心内膜炎とは?
感染性心内膜炎とは、血液中に入った細菌が心臓の弁や心臓の内側に付着して起こる感染症です。
発症すると、長期間の点滴治療が必要になったり、再び手術が必要になることもあり、重い経過をたどることがあります。
私たちの口の中には、普段から多くの細菌が存在しています。

歯科治療で歯ぐきに刺激が加わると、細菌が一時的に血液の中に入ることがあります。
多くの場合は問題になりませんが、心臓に特定のご病気がある方では、細菌が心臓に付着し、感染を起こしてしまうことがあります。
次のような方は、歯科治療の際に感染予防を考慮します。
感染予防を考慮される方
・心臓の弁を人工の弁に置き換えている方
・これから心臓の弁の手術を予定している方
・過去に感染性心内膜炎にかかったことがある方
・一部の先天性心疾患をお持ちの方

これらに該当する方では、歯科治療をきっかけに心臓の感染症が起こる可能性があるため、あらかじめ対策を行うことがあります。
どんな歯科治療で注意が必要ですか?
特に注意が必要なのは、歯ぐきから出血を伴う治療です。
・抜歯
・歯石を取る処置(スケーリング)
・歯周病の治療
・外科的な処置
・一部の根の治療
「歯石を取るだけ」「簡単な処置だから大丈夫」と思われることもありますが、歯ぐきに触れる治療でも細菌が血液に入ることがあります。
事前にお薬を使うことがあります。
心臓にリスクのある方では、歯科治療の前にばい菌を抑えるお薬を服用していただくことがあります。
このお薬は、量はやや多めですが、治療前に1回だけ服用する方法です。
量が多く感じられるかもしれませんが、これは間違いではなく、ガイドラインに基づいた正しい予防方法です。
一時的に血液中に入る細菌をしっかり抑えるために、十分な量を1回で服用します。
長期間飲み続ける必要はなく、心臓を守るための予防として行われます。
さいごに
是非、ご自身の体のことを教えてください。
歯科治療に関わる心臓の感染症は、事前に正しい情報があれば防げる可能性が高い病気です。
心臓のご病気や過去の手術歴、現在治療中の病気、服用しているお薬については、受診時に歯科医師へお伝えください。

「歯の治療だから関係ないかな」と思われることでも、安全な治療につながる大切な情報になります。
当院では、お口の治療だけでなく、全身の状態にも配慮した歯科医療を大切にしています。
気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
蒲田駅前歯科・矯正歯科 歯科医師 松本
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