蒲田駅前歯科・矯正歯科

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舌が正しい位置にない方へ

みなさんこんにちは。

大田区にある蒲田駅前歯科・矯正歯科、歯科衛生士の中村です。

8月に入り厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

前回は舌の正しい位置(スポットポジション)について書かせていただきました。

今回はその正しい位置(スポットポジション)に舌がない方への舌のトレーニングについてお話ししたいと思います。

トレーニングで舌を正しい位置に

今まで説明した通り、舌を正しいポジションに保つことはとても重要なことです。

自分でできるトレーニング方法を2つ説明します。

1.あいうべ体操

あいうべ体操は、お口の周りの筋肉や舌を鍛えるためのトレーニングです。

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①お口を大きくあけて、「あー」

②お口を大きく横に広げて、「いー」

③お口を強く前に突き出して、「うー」

④舌を下に突き出して、「べー」とのばします。

1回につき5秒、毎日30回を目安におこないます。

声は出さなくてもOKです。

このトレーニングをおこなうことにより、舌のポジションや口呼吸が改善される可能性があります。

ただし、顎に痛みがある方や、顎関節症の方は、「い・う」のみで大丈夫です。

2.ポッピング

ポッピングは、舌を正しく上顎におさめるために必要な筋肉を鍛えるトレーニングです。

①お口を開け、舌全体を上顎に吸い上げます。その時舌の先はスポットにある状態です。

⭐︎舌がゆがんだり、丸まったり、歯の噛み合わせの面にはみ出さないようにするのがポイントです。

②舌を下に滑らせながらおろしてポンッと鳴らします。

こちらを10回行います。

これらをトレーニングとし取り入れて、正しく舌のポジションを保つためお口周りの機能の維持がとても大切になります。

MFT(顎口腔機能訓練)って何?

MFTは後天的に起こった口周りの筋肉の弛緩などを舌や唇、さらに口や顔よ筋肉のトレーニングを通して整えていく療法です。

MFT(顎口腔機能訓練)の効果

MFTを行うことで、舌や口周りの筋肉が鍛えられます。口周りを強化すること、舌を正しい位置にキープするのが楽になるかもしれません。

食べ物を飲み込む時の正しい方法を学ぶことで習慣にし、舌の悪い癖を改善に導きます。

MFTは10歳くらいまでの成長途中の子供に絶大な効果を発揮します。

しかし大人になると顎の骨や筋肉の成長が止まってしまうため、MFTにより舌癖を改善する効果は限定的です。強い舌癖がある場合は、矯正治療と並行してMFTをするのがいいでしょう。

またわからないことがありましたら気軽にお尋ねください。

蒲田駅前歯科・矯正歯科 歯科衛生士 中村

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