こんにちは。
大田区にある蒲田駅前歯科・矯正歯科、歯科助手の佐々木です。
目次
虫歯治療は何回でもできる?
よく患者様から、「また虫歯になっても歯医者に来て削って詰めてもらえばいいんでしょ?」と言われることがあります。
虫歯治療は何回でもできると思っている方も多くいるので、本日は虫歯治療についてお話しさせていただきます。
虫歯治療のステージ
虫歯治療には虫歯の大きさによって、治療のステージが分かれています。
そのステージについて簡単にご説明させていただきます。
ステージ1(C1)
虫歯の部分を削り、プラスチックで埋めるだけの治療です。
基本的には1日で治療が終了します。
ステージ2(C2)
ステージ1の虫歯より虫歯が広がってしまった状態です。
虫歯の部分を削り、型取りをして、銀歯やセラミックなどのインレーと言われるものをつける治療です。
型取りをするので、治療回数は大体2〜3回になります。
ステージ3(C3)
虫歯が神経まで広がってしまった状態です。
ここまで進行してしまうと神経を抜くという治療になります。
神経はとても細い管が何本もあるので、治療には回数がかかります。
最終的には差し歯と言われる全体的な被せ物をして治療が終了となります。
ステージ4(C4)
ステージ3よりさらに虫歯が進行して、歯の頭の部分が溶けてなくなり、根っこだけが残った状態になります。
多くの場合、抜歯という治療になってしまいます。
結局虫歯治療は何回できるの?
何回できると決まった数字はありません。
また、前回ステージ1の治療だったから、次もステージ1の治療で終わるといったこともありません。
虫歯が再発するということは、以前治療をして被せたものの下に、さらに虫歯が広がっているということになります。
そのため、再度削るとなると、以前削った時よりも多く自分の歯を削らなければいけなくなります。
治療の回数を重ねるごとに残っている自分の歯が少なく、薄くなるので、虫歯治療は永遠にはできないです。
定期検診をしっかり受けよう
虫歯治療が永遠にできないならどうすればいいの?となる方もいると思いますが、虫歯は大きな病気と一緒で予防、早期発見が重要です。
まずは予防として口内環境を整えることが1番大切です。
当院では、歯科衛生士によるご自宅でのセルフケアの仕方を指導しています。
また、定期的に検診に通院いただくことにより、虫歯になりそうな歯を発見することもできます。
ご自宅でのセルフケアと合わせて、歯科医院での定期検診で大事な歯を守っていきましょう!!
治療やお口のことについて、何かご不明なことがございましたら、お気軽に当院にお越しください。
蒲田駅前歯科・矯正歯科