こんにちは。
大田区の蒲田駅前歯科・矯正歯科です。
皆さんは虫歯は1度治療したらおしまいだと思われますか?
“ここの銀歯は前に治療したから大丈夫” “痛くないし、色も黒くなってないからもう虫歯にはならないでしょ!” と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら残念なことに虫歯は再発するリスクがあるものといわれています。
今回は虫歯がなぜ再発してしまうのかご紹介します。
目次
①歯磨きの時の磨き残し
歯磨きは皆さんもちろんしていただいているかと思います。
しかし、自分では磨けているつもりでも、ご自身の歯ブラシの当て方の癖があったり、歯並びや奥歯
ど場所によっても歯ブラシを当てにくかったり、自分の歯に合った歯ブラシを選べていなかったりなど、様々な要因によってどうしても磨き残しは出てきてしまうことがあります。
②詰め物や被せ物が合わなくなってきている
1度虫歯治療した歯は、削った部分を埋めるためにプラスチックの樹脂や銀歯、セラミックなど何かで詰め物や被せ物をしています。
ただ、詰め物や被せ物にも素材によって寿命が異なっていきます。
・銀歯やプラスチック…5~10年ほど
・セラミックやジルコニア…10年以上
上記期間はあくまでも一例となりますが、まずは選ぶ素材によって寿命が異なることをまずは知っていただけると幸いです。
なぜ詰め物や被せ物は悪くなるのか?
詰め物や被せ物にはそれぞれ素材による特性があります。
まずは当院で主に扱っている素材のメリットとデメリットを一緒に確認してみましょう!
セラミック
◎自然の歯に近い見た目
◎お皿と同じ陶器の素材のため、汚れがつきにくい
◎温度による変形を受けにくい
△衝撃には弱いので、奥歯や噛む力が強い方だと割れる可能性がある
ジルコニア
◎白い見た目なので、目立ちにくい
◎セラミックよりも割れにくい素材のため、奥歯や噛む力が強い方にもおすすめ
◎温度による変形を受けにくい
ゴールド
◎噛むことによって歯に馴染むため、歯との隙間が出来にくい
◎割れる心配が1番少ないため、噛み合わせが強い方でも安心
△金歯のため、見える部分の歯だと目立つ
銀歯
◎保険適用のため安価
△噛む力や温度により変形するため、歯との隙間が出来やすい
CADCAM・プラスチック
◎保険適用のため安価
◎白い見た目のため銀歯よりは目立ちにくい
△プラスチックのため汚れや着色がつきやすい
△温度により変形する場合がある
△奥歯や噛む力が強い方だと割れる可能性がある
◎=メリット
△=デメリット
上記のように、素材によって劣化するスピードが速いものとゆっくりなものがあります。
詰め物や被せ物が変形してしまう原因は主に噛む力と食べ物の温度が影響してきているといわれています。
変形してしまうことで、ご自身の歯との間に隙間ができ、虫歯菌や汚れが溜まることで虫歯が再発してしまいます。
ただ、虫歯が再発していても痛みが出ない場合や見た目だけでは判断できないケースもあります。
ではどうしたらいいの?
①定期検診を受ける
定期検診に来ていただくことで、虫歯のチェックや詰め物の合いがどうか、確認することができま
す。
そこで治療ややり変えをした方がいい場合はもちろん治療のご案内もいたします!
また、合わせてクリーニングを行いますので、普段磨くことが難しい場所の汚れのお掃除もお手伝いいたします!
②詰め物や被せ物の素材を変えてみる
先ほどご紹介したように素材によって劣化を少しでも防ぐことに繋がります。
虫歯の大きさや噛み合わせなどの状態によっておすすめの素材は異なりますので、お気軽にスタッフにご相談くださいね!
③歯ブラシの器具を変えてみる
歯ブラシってどれを使ったらいいの?というお声をよくいただきます。
ブラシの大きさや硬さなど様々な種類があって難しいですよね。
実はこの選び方も人それぞれお口の状態によって異なります。
また、おすすめなのがフロスや糸ようじなどプラスアルファの器具を使っていただくことです。
歯ブラシの選び方や使い方が分からない方はお子様から大人の方までお声がけください!
当院ではご自身での歯をできるだけ長く使っていただきたいと考えております。
自分の歯で好きなものを好きなだけ食べて、笑って過ごせることってとても素敵ですよね!
その他歯に関して不安なこと聞きたいことなどありましたらご相談ください。
蒲田駅前歯科・矯正歯科