こんにちは。
大田区にある蒲田駅前歯科・矯正歯科、歯科助手の佐々木です。
本日は、保険診療と自費診療の違いについてお話しさせていただきます。
自費診療という言葉に馴染みのない方も多いかもしれませんが、歯の治療には保険診療と自費診療の2種類があります。

保険診療と自費診療

そもそも保険診療と自費診療では何が違うのかをまずご説明させていただきます。

保険診療

保険診療とは、国民皆保険と言われている日本で、皆さんが加入している健康保険を使って診療を受けることです。
70歳以上になると負担額が減少したりしますが、基本的には治療費の3割を自分で負担するものです。
例えば1万円の治療をした場合、窓口で支払うのは3千円です。
保険診療の費用は、全国どこで治療しても価格は変わりません。

自費診療

保険診療とは違い、自費診療は治療費の全額を自分で負担します。
そのため1万円の治療をした場合、その全額の1万円を窓口にてお支払いいただきます。
また保険診療と違い、歯科医院が独自に費用を設定することができるので、医院によって金額のバラつきがあります。

保険診療と自費診療の違い

保険診療と自費診療の違いは、簡単に説明すると適応できる治療方法、素材、時間の違いです。
保険診療は、国で定められており、誰もが治療を受けられることを目的にされています。
そのため、使用できる素材や治療時間などを制限することにより、治療費が安く抑えられています。
より性能の良い材料を使用できないなど、自費診療と比較して劣る部分も多少ありますが、日常の生活では大きな問題はないです。
自費診療は、保険診療と比較すると金額は高くなりますが、最新の設備、治療法、より性能の良い材料を使うなどし、自分にとって1番ベストな治療を選択することが可能です。
治療に制限がないのが自費診療の特徴です。

保険診療と自費診療どっちがいいの？

結局、保険診療と自費診療どっちがいいの？と患者様よりご質問いただくことがあります。
長い目で考えると自費診療をおすすめしております。
自費診療はその場で考えると高価に感じますが、長期的に、将来的に考えるとお得だと言われています。
保険診療でも自費診療でも治療を完結させることに違いはありませんが、保険診療で使用する詰め物や被せ物などは、汚れがつきやすく、再度虫歯になるリスクが高いです。
それと比較し、自費診療の詰め物や被せ物は汚れが付きにくく、耐久性も優れています。
また、保険診療では銀歯にしかできない部分でも、白い詰め物や被せ物にできるなど、審美性も高めることができます。
そのため、自費診療は最初に払う金額は高価ですが、長期的に見ればメリットが多い治療です。
保険診療、自費診療について色々とご説明させていただきましたが、保険診療がダメな治療というわけではございません。
ご自宅でのセルフケアなどにより、汚れのつき方や虫歯の再発リスクも変わってきます。
また、虫歯の大きさなどにより、保険診療がベストな治療の場合もございます。
当院では、患者様一人一人にベストな治療を提供できるよう、治療法、材料についても丁寧なご説明、ご提案をしております。
保険診療や自費診療について、何か気になることがございましたらお気軽に当院にお越しください。
皆さんにとってベストな、最適な治療ができるよう一緒に考えさせてください。

蒲田駅前歯科・矯正歯科 佐々木