こんにちは！蒲田駅前歯科矯正歯科の歯科医師の北村です。
今日は妊産婦さんの歯科受診についてお話ししたいと思います！
皆さんは「妊娠すると歯が悪くなる」など聞いたことがあるのではないでしょうか。
妊娠中はホルモンバランスも崩れやすく、悪阻など体調にも変化が出てきやすくなります。
普段出来ていた歯ブラシが気持ち悪かったり、歯医者さんの定期検診に行けなくなったりすることがあると思います。
そうすると、口腔内に汚れが溜まり歯周病や虫歯のリスクが高くなります。
妊娠中に出てきやすい口腔内の症状
・唾液がネバネバする
・口臭が気になる
・歯が浮いたような感じがする
・歯ブラシやフロスをすると出血がある
などの症状が出て来やすいです。
妊娠中の虫歯や歯周病にならない為の対策として
・気分が悪い時はブクブクうがいだけでもオッケー！
・ヘッドの小さい歯ブラシを使ってみる
・刺激の弱い歯磨き粉を使ってみる
など無理せず出来ることをやってみましょう。
妊娠中の歯科検診のタイミング
悪阻が落ち着く4〜5ヶ月から歯科医院に受診しましょう。
まずは検査をして、虫歯や歯周病がないが見てもらいます。
もし、虫歯があれば安定期の間に治療をしてもらいましょう。
しかし、お腹が大きくなると歯科治療中も気分が悪くなりやすいので、先生と相談しながら無理なく治療を進めたり、休みながら治療してもらいましょう。
妊娠中の歯科受診の注意点
・妊娠中であることは必ず歯科医院に伝えましょう。
・歯科のレントゲンは線量も少なく、子宮との距離があるので赤ちゃんへの影響はほとんどありません。しかし、心配な場合は防護エプロンをつけて貰いましょう。
・治療に使う麻酔も口腔内に局所的に効果が出るものなので赤ちゃんへの影響はほとんどありません。しかし、歯科の麻酔で気分が悪くなったことがあったり、麻酔が効きにくい体質の場合は歯科医院の先生とよく相談して、無理のない治療をして貰いましょう。
・治療後に出るお薬も赤ちゃんに影響が少ない薬剤を選びますが、心配な場合は婦人科の先生や薬剤師さんへ相談するのも安心だと思います。
まとめ
このように、妊娠中は色々な変化が体だけではなく口腔内にも出やすくなります。
出産後も忙しく、歯科検診に行けなかったりすると思いますが、普段できるいつも通りの歯磨きやフロスをしていきましょう。
食いしばりやすくなったり、歯がしみるなどの症状があれば、早めの歯科受診をオススメします。 なるべく、ライフイベントがある前にかかりつけの歯医者さんを見つけておくと安心だと思います！
まずは、ご自身のお口の中の状況把握からしてみて下さい。
蒲田駅前歯科矯正歯科でも皆様のご来院心よりお待ちしております。
蒲田駅前歯科・矯正歯科 歯科医師 北村
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